- ■NYの無難なお店紹介(渡米直後のかたへ)
- 渡米直後は、どの店が無難かよく解らず、高くて気に入らないものを買わざるを得ないケースがあるようです。と言う事で、無難なNYのお店を思い付くままならべました。ロケーションについてはWebサイトで確認するのが一番手っ取り早いです。
- ・家 具
- ◆IKEA(NJ)
取り敢えず家具一式を安価で揃えられます。NJ店は倉庫がお店になっており、まるでガリバーの国の小人になったようで楽しい。多くの家具屋さんは翌日配達をしてくれるので、NYでアパートが決まればここに買物に来るのが一番効率的だと思います。NJ店へのバスはマンハッタン店で情報が得れます。結構お役立ちなのが、IKEAの通販カタログ。お店で入手できます。家具から小物までの値段・サイズ・写真など掲載されていてボリュームもたっぷり。どのような家具を揃えたいかの参考資料としては充分お役立ちのはず。しかし出来る限り現物を見て買いましょう。
◆ABC Carpet & Home(19St B'Way)
大型家具から食器まで家庭用品は6階までのフロアーにぎっしりあります。古い建物を上手く利用し、商品の見せ方やディスプレイもGood。私が小さい頃、このようなお店でかくれんぼうした事を思い出します。古い家具や新しいパイン家具などここで家具や調度品を揃えれば、まさにアメリカンホームの出来上がりでしょう。この近辺にはこの手の専門店(ふとん専門店、家具専門店、DIY店など)が多い。また買物に疲れたら、近くのビジネスランチで有名なレストラン「AMERICA(18st, Bet 5Ave&B'way)」でのランチもおススメ。
余談ですが、NY州のセールスタックスは8.25%と相当高いです。お隣のNJ州は6%ですので、まとめ買いや高価なものを購入する時は、NJ州で買物するのも一つの手なのかもしれません。またNJ州では衣類に関しては、セールスタックスはかかりません。
- ・台所用品
- ◆Bed Bath & Beyond(19St 6Ave),
台所用品や細々した日用品を一気に揃えるならここも便利。値段は安いものから高いものまでありますが、Saleなどはお買い得。もともと日用品のディスカウントショップ。巨大で天井の高いフロアーにうずたかく商品が陳列されており、ディスプレイもVery Goodですぅ。ここもボリュームが少ないものの通販カタログがあり、お洒落な日常生活品などの値段・サイズ・写真が掲載されています。日常用品の参考資料として充分役立ちます。ただし通販カタログは店頭に置いておらず、郵便で送ってもらうように依頼する必要があるようです(私達の所には勝手に送ってきてますが)。IKEAの通販カタログと共に、結構お役立ちかも。 ◆Lechters
マンハッタン内にあちこちにあります。細々した台所用品は大体揃っています。見ているだけで楽しいので、ここでお土産を買って帰る観光客もいます。 ◆Century21
ガイドブックにはディスカウント服屋さんとなっていますが、地下のフロアーには日用品も多数置かれていて、値段もリーズナブルです。掃除機(掃除機メーカーで最も有名なHoover社 $60)はここで買いました。- ・文 具
- ◆Staples
あちこちにあります。品揃えは豊富で値段も驚くほど安く、文具はもちろん一部家庭用品も扱っています。NYのアパートでは部屋に電灯が付いていないことが多いのですが、日本で買うと1万円近くしそうなスタンドライトはここで$15でした。Faxのロール紙もここで購入しましたが10本入りで$15ほど、プリンター用紙は500枚で$3でした。安いなり!シーズンごとに発行されるStaplesの商品カタログはなかなか便利。入口脇に置かれていて無料で持って帰れます。読み応え(?)は充分あり、しかも見ているだけで楽しい。 ◆Pearl Paint(308 Canal St)
私は特殊な文房具を多く使うのですが、この店はなかなか期待に答えてくれます。それもそのはず、地下1階から地上5階の世界最大面積の文房具屋だそうです。もちろん写譜ペン、Gペン、リアルブラックのインク、ペーパーセメントなど譜面書きに必要なものはここで揃えました。ただ鉛筆、消しゴム、シャーペンの芯、サインペンなどは日本製、ドイツ製以外は質があまりに悪く使えません。消しゴム、鉛筆の芯などは日本から持ってきてもらいました。蛍光ペンも日本製の方が発色が良く色もきれいです。さておき、値段もかなり安くカタログ販売もしています。日本にも発送してくれるのかな?- ・生活用品や薬
- ◆Duane Reade,Walegreen,Rite-Aid,Genovese,CVS,Century 21、
以上のお店は、あちこちにあるドラッグストアですが、薬屋と言うよりコンビニの中型版。アメリカのドラッグストアは薬だけでなく、煙草やコーラと言った体に有害なものから、食料品、日用品まで幅広い商品を取り扱っています。どのような地域でも近所にある筈です。
- ・本
- ◆Barnes & Noble,
あちこちにあります。数年前まではディスカウント本屋でしたが、いつのまにかオシャレな定価の本屋になってしまいました。この本屋のすごい所はソファーや机などが店内あちこちに設置されており、立ち読みならぬ、座り読み大歓迎である所です。ある人はノートを持ち込んで図書館代わりに調べ物をしたり、ラップトップコンピューターを持ち込んでいる人もいます。しかしこのチェーン店のせいで小さな本屋さんが少なくなっているのも事実です。 ◆Strand Book Store(古本屋12st,B'way),
ニューヨークの本を語るのに忘れてはいけない最も大切なお店。My Favorite Place!空調の無い地下と一階の2フロアーにうずたかく古本が積まれています。基本的に古本屋ですが、新品の本も多くあります。もちろんディスカウントプライスで売られています。夏は熱くて呼吸困難となるお店ですが、音楽関係の本もかなり充実していると言えます。いわゆるマニアの方はぜひ一度訪れて、自分の好きなカテゴリーの本棚を覗くと「あっ」と言う本があるかもしれません。NYの風景を映した写真集も安くで手に入ります。(95 Fulton St にも店舗あり) ◆紀伊国屋、旭屋、OCS Book Store
無性に日本語の本が読みたい私にとって、なくてはならない大切なお店。特に紀伊国屋さんと旭屋さんは在庫も豊富で、ここがニューヨークとは思えないほど。ついつい日本語の本をいっぱい買ってしまいます。欠点は値段が高い事。しかしうれしい事に各店在庫一掃セールがあります。例えば旭屋さんはシーズンごと(?)に古い雑誌の安売りコーナーがカウンター横に出現しますし、紀伊国屋さんは常時奥の文庫本売り場近くで古い雑誌を安売り、OCSさんはカウンター前に在庫一掃コーナーがあります。余談ですが、先日マンハッタンの紀伊国屋さんで取り寄せ注文をした時、「売ってやっているんだ」と言う横柄な態度があったのは少し残念。それでもここで買うしか選択のない私達なのでありました。 ◆JBC(日本の古本)
マンハッタン内とNJのヤオハン(現ミツワ)の隣にある日本語の古本屋。NYに日本の古本屋があるとは驚き。特にNJ店は品揃えが結構豊富。値段も大変良心的で私の大好きなお店です。NY在住の方は一度訪れてみる事をおススメします。また帰国時には、ここで本の買い取りをしてくれます。- ・電 化 製 品
- ◆Wiz, J&R, Radio Shock
私達はWizでTV/VCR($350)、アンサリング付Fax($250)などを買いました。Wizの宣伝文句は「Nobody Beats the WIZ(誰も打ち負かせることのできないWIZ)」ですが、97年実質倒産し、現在はケーブルテレビ会社に買い取られて、不死鳥のように復活を果たしました。セール品は値段も安く商品も見やすいので、気軽に入りやすいお店です。またオープンボックスセール(一度購入した客が返品した商品を安く売る)も常時ありますが、不良品であるような気がするので購入には慎重さが必要かもしれません。J&Rも気軽に入りやすく値段もそこそこ安いです。 反対にRadio Shockはあちこちで見かけるのですが、店内に一歩入るとすぐ声をかけられ落ち着いて見せてくれません。しかしマンハッタン内あちこちにあるので、一応このリストに入れときました。- ・コンピューター関連
- ◆J&R,Comp USA,Data Vision,Computer City
上記のお店は結構品揃えが多く、小さいお店に比べ良心的なイメージがあります。またセール品の中には、リベートクーポンを送ることによって無料でマウスやフロッピーなどを手に入れることのできる不思議なシステムもあります。事実、私が今使っているマウスやフロッピーは無料でGetしてしまいました。アメリカはよぅ解りまへん! ◆Compuland(日本のソフト)
ヤオハン隣にある日本のソフトウエア店です。新商品が気になる人や、英語マシンの日本語化、パソコントラブルに日本語で相談に乗ってくれます。- ・銀 行
- ◆CitiBank, Chase Bank,
- ・大型グルメ・デリ
- ◆Zabar's(B'way 80st)、
通常デリは食料品、惣菜、ケーキ、花屋などを売っている小規模店舗を指し、日本のコンビニのようなイメージがあります。NYにはあちこちにデリが存在し、各国の経営者(特にコリアンの経営も多い)によって営まれています。しかしマンハッタンには「大型グルメデリ」も数軒あり、世界各国の食材や惣菜が手に入る"楽しいお店"です。日本の百貨店の地下食料品売り場のイメージに近いこれらのお店は、アメリカでの食事事情を勉強できる良い教科書代わりなのかもしれません。 Zaber's以外にもDean And Deluca(B'way, Peince st) Agata And Valentina(1Ave, 79st)や Balducci's(6Ave, 9st)、Graces's Marketokace(3Ave, 71st)、The Vinegar Factory(91st, bet York and 1 Ave)などなどあります。- ・日系病院
- ◆東京海上火災記念診療所(55 #.34st Tel:212-889-2119 ベス・イスラエル病院 )、
- ・日本の物
- ◆Yaohan(現ミツワ)
値段が高いので駐在員用と言うイメージですが、そもそもアメリカにヤオハン(現ミツワ)のような本格的日本のスーパーがあること自体が素晴らしい。お金に余裕があればこれほど素晴らしいお店はNYにないでしょう。私はもっぱら隣のJBCでの古本のお買物に専念します。 ヤオハンでは生で食べることが可能な卵を売っています(アメリカの生卵は危険)。バスはポートオソリティ南館の地下51番乗場より約一時間毎に出発、片道$2。 ◆Sambok,Yagura,Katagiri,Sunrise Mart
日本の食材はこちら。どの店も賞味期限の怪しいものばかり扱っていますが、この際仕方ないでしょう。各お店の掲示板は日本人ソサエティの大切な情報源となっています。またこれらで手に入るミニコミ誌も楽しいものが多いです。
Sanbok (127 W.43st),◆金門(China Town内にある総合スーパー)、Han Ah Ream ハナルー(コリアンスーパー30st,5Ave)
Sunrise mart (4 Stuyvesabt St)
Yagura (24 E41st, bet Madison and 5Ave)
Katagiri (224 E.59st)
日本の商品が買えるのは日系のお店だけではありません。チャイナタウン内のスーパー数店とコリアンタウンなどのスーパーでも数多くの日本商品が置いています。炊飯器などはコリアンも使いますし、ヤオハン(現ミツワ)に比べると値段は安い!韓国には日本の文化が混じっている為、食材も共通の物が多いようですし、日本商品は人気があるとのことです。ロッテの商品(カレーのルーから子供のお菓子まで)、ソース等の調味料、わかめ、ごま、うどんそば等の麺類、お米と種類も豊富で値段の安いコリアンとチャイニーズのお店は必見です。 ◆YAMA(122 E.17st、Irving Place)
無性に日本食(お寿司)を食べたくなると、私達はついついここに来てしまいます。「日本でもここに匹敵できるお寿司屋さんは少ないのでは」と思ってしまうほどコストパフォーマンスとクォリティに優れています。マンハッタンに多くのお寿司屋さんは有るけれど、最後に行きたいと思うお寿司屋さんはやはりここかなぁ。ランチは約$15、ディナーは約$20で、おいしいお寿司がお腹いっぱい食べれてしまいます。ほとんどのお客さんはアメリカ人で、日本人向けに宣伝はしていないようです。「おいしいお寿司を食べたいならニューヨークに行け」と言うのは本当のような気がします。ランチ12:00-14:30月〜土、夜17:30-22;20、日曜休み。かなり混んでいるので、一時間以上並ぶ時もあります。- ・日系旅行会社
- ◆Amnet,HIS,など
アメリカ国内の飛行機チケットの値段を、現地アメリカの旅行会社と日系旅行会社と電話で比較した所、あまり大きな違いがありませんでした。と言うことで私は日系旅行会社を使っています。
しかしこのページ掲載後の 99年5月に「余りにも某日系旅行会社の態度が悪いからこのリストから除外すべきだ」とのお怒りのメールを頂きました。よほど不親切かつ失礼なことがあったようですよ→日系旅行会社 I 社さんへ。
◆JTB
日本へ行く際は、格安チケットのイメージの強い Amnetや HISを使う私ですが、ヨーロッパ5ヶ国に行く用事があって、意地の悪い事に今回(1999年)比較をしてしまいました。ごめんね。その中で、私の持っていたイメージ以上に良かったのが、なんとJTB。たまたま担当者との相性も合ったのかもしれませんが、サービスや対応以外にも価格はJTBさんが一番安かったなり。 順位をつけると、JTB→HIS→Amnetと言う事でしょうか。かなり無理な注文だったのにもかかわらず、JTBは親身になって無理をかなえようと努力して下さいました。さらに価格的にも安くて二重丸。HISさんも頑張って下さったのですが、JTBに比べ利用できる航空会社の種類が少ないせいか(?)、若干JTBに負けていました。JTBは割高と言うイメージがあった私にとって結構意外でした。それ以外にも、たまたまかもしれませんが私のJTBの担当者さんが対応が良い上に、旅行プランニングの経験が豊富なせいか、全てをトータルに判断した素晴らしいセッティングを作ってくれました。脱帽。 強いて言うならば、JTBは土曜日曜の営業をしていない事、HISは土日も営業していると言う事でしょうか。しかしJTBさんのローマ支局の対応は悪かったなぁ。折り返し電話を依頼しても、結局一度もかかってこなかったのは残念。さておき、Amnetさんはアメリカの会社で(日本支店がない)、ヨーロッパ線には弱いようでかなり高額なお値段でした。日本へ行く際はAmnetを使わせてもらっているのですが。ちなみに I 社さんは広告で「日米便・アメリカ国内線・ヨーロッパ線」と目立つように書いているのに、店頭で嫌と言うほど待たされたあげく「ヨーロッパ線は取り扱っていません」と言われてしまった。おいおい。と言う事で問題外でした。
- ・困った時には?
- ◆NY市立図書館の電話紹介サービス(212-340-0849)
ニューヨーク市立図書館では素晴らしいサービスがあります。それは調べ物や疑問などを電話で尋ねる事が出来るサービスです。質問の内容は特に問わず(!)、ふざけたものから素朴な質問まで1日600本ほどの電話がかかってくるとの事で、原則、5分ほどで答えを探せる質問には全て答えているそうな。しかも無料。 ◆日本語による電話相談サービス
大変ありがたい事にニューヨークにはいくつかの日本語で相談に乗ってくれるサービスがあります。基本的にボランティア、もしくは半ボランティアによって運営されているようなので、調べれる事はまず自分で調べてみて、それでも困った時にと言う事でしょうか。・アメリカ生活110番(Japan-U.S. Mutual Patnership Soceity)
212-869-0110 Mon-Fri 10:00-16:00
アメリカでの日常生活に対する質問、年間相談件数は13,000件。 ・JASSI(Japanese American Social Service)
212-255-1881 Mon-Fri 10:00-17:00
日系人高齢者のサポート、法律問題、福祉厚生、トラブルなど。 ・ニューヨーク日系人会(44st, bet5-6Ave)
212-840-6942 第一月曜9:30-12:30、土曜日12:00-16:00
日系コミュニティー社会への福祉活動や親睦。 ・世界の日本語110番
1-800-373-1110 24時間体制での受付。
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