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Tools #1 (Computer)
思い付いたまま徒然と。全くの私見ですぅ。
[ 英文作成支援 ] [ CD-ROM事典 ] [ 米国でのコンピューター購入 ] [ WinEの日本語化 ]
[ IME簡易日本語キット ] [ 英語環境での日本語メール ] [ モバイル事情 ] [ 旅先でのメール送受信 ]
- ■英文作成支援関連
- ・辞・典・盤 / ASCII発行(辞書CD-ROM)+リーダーズ・プラス
- 研究社の新英和・和英中辞典、マイペディア(百科事典)、知恵蔵、岩波国語辞典が一枚のCD-ROMに入っていてコストパフォーマンスに優れています。長所は一枚のCD-ROMに収納されているのでCD-ROMを入れ替えずにすむ事。短所は正規版のCD-ROMより検索見出しや付属資料が限られている事でしょうか。
また研究社の英和英辞典とマイペディアは、まだ容量が少ないので、ハードディスクに入れて使うのも便利。ただ研究社の中辞典でも語数は全然足りません。リーダーズプラスのCD-ROMや英辞朗もあればOK。特に論文を大量に書く人にリーダーズプラスは必須!詳しくは以下の電子百科事典CD-ROMの項をご参考下さいませ。
- ・ American Heritage Talking Dictionary(英英辞書CD-ROM)
- もちろん辞書・類義語辞典としても重宝しますが、発音が聞けるのがVery Goodですぅ。 発音の悪い私には必要です。Native用なので説明は難しく、考える時もあります。CD-ROM版をManhattanで$14で買いました。電子辞書版も売られています。
- ・ 検索ソフト / DDWin
- 辞書の検索ソフトは色々試してみましたが、DDWinが一番使い勝手が良く、今はDDWingを愛用しています。EPWING規約のCD-ROM(上記の辞・典・盤や広辞苑から現代用語の基礎知識まで)は全部このDDWinで使っています。Macだと書見台や Jamming、CeDar と言う事になります。
- コンピューターの辞書のよい所は、全文検索や条件検索、串刺し検索(複数の辞書をまたがって検索)と言った紙の辞書では不可能な検索を一瞬にしてしまう所にあります。クリップボード自動検索を有効にすると、ワープロで英文作成中、わざわざ調べる単語を入力しなくても「Ctrl+C」でコピーした瞬間に検索してくれます。
- 研究社の辞典は和英英和両方ともひとつのフォルダに入っているため、CD-ROMなどを取り替えたりすること無く、検索文字により英和か和英かを自動判別して調べてくれます。
- ・ Word(もしくは Editer)
- 上記のソフトにワープロかエディターがあれば、取り敢えず英文作成に必要な基本セットが揃います。Wordは周りがみんな使っている事とスペルチェック、印刷、整形と無難ですが、私はワープロはほとんど使いません。エディターでスペルチェックのあるものの方がお勧めできます。
使い方としては、上記の辞書関係の検索ソフトのクリップボード自動検索を有効にして、「Ctrl+X,C,V」「Alt+Tab」「Shift+矢印キー(←→)」で辞書とエディターを行ったり来たりする事で英文を書きます。マウスはほとんど使いません。
皆さまご存知の通り、Wordには類義語辞典が入ってます。同じ単語を何度も使っている時にはこの類義語辞典がお役立ちとなります。単語をマウスでクリック後「Shist+F7」でThesaurusが立ち上がり、これは簡易辞書としても使え、単語増強にも大いに役立ちます。アメリカでは Wordが標準になっていますので、選択の自由も無しに Wordを使わざるを得ません。
- ・ エディター(秀丸)
- エディターは軽くて大変便利です。多くのことがマクロで処理できますし、マクロライブラリーに行けば素晴らしいマクロが豊富にあります。事実このホームページも全て秀丸+マクロで作っています。一番お世話になっているソフトがこのエディターであり、作者の斎藤さんには本当に感謝しています。
エディターの素晴らしい所は軽くて柔軟にカスタマイズできることにありますが、特に「検索」はコンピューターならではの得意分野だと思います。ある言葉や条件を一つも洩れなく一瞬にして検索するのは人間には不可能です。しかも辞書のような見出し語だけでなく、辞書の全文からその検索条件や言葉を完全に表示してくれます。検索を征する事はコンピューターの機能の7割を使っていると言っても言い過ぎではないと思っています。
私は思い付いた事や日記、資料、メール、もちろんこのホームページなどを全てテキスト形式(+HTML)で整理もせずに取り敢えず書き込んでいるのですが、それらを秀丸などのGREP検索を用いることによりデータベースとして利用できます。
例えば「以前ホイットニー美術館に行ったのだけど、いつ誰とどのように行ったのか思い出せなり〜」と言う時は、GREPの全文検索を全てのファイルにまたがってかければ、時系列的に一瞬でヒットした個所を並べて表示してくれます。今までハードディスクの肥やしになっていたデータが、使いようによっては自分専用のデータベースや辞書代わりになります。日記や資料をエディターで作ると、月日が経てば経つほどデータベースとしての価値が出てくるでしょう。
そして辞書のデータ詰め込み過ぎでハードディスク容量不足に陥っている方は、EPWING規格からテキストデータへ変換、サイズを小さくしてからエディタのGREP検索を使うと言う方法もあります。変換はEPWINGソフトに付いている「オリジナルEPWING規格の作成」からEPWING規格とテキスト形式の変換パターンを参考にすると良いでしょう。もしかしたらコンバーターソフトがオンラインソフトで存在するかも知れません。
電子辞書に関しては「Tool#3 -電子辞書-」
英語学習については「海外生活#3 -英語学習の落とし穴-」、
海外生活のススメを「Living Abroad#0」
をご覧ください。
- ■情報入手の為のコンピューター
- ・電子百科事典CD-ROM
- 紙の百科事典は重い、かさばる、高いので海外に持ってくる人はいないでしょう。しかし百科事典はかなり便利で、へたな専門書より簡潔で解りやすかったりします。もちろん英語による情報入手が一番良いのですが、それだけでは対処できないことは多くあります。
病気になった時、世界の国について知りたい時、日本の文化や習慣を説明しないといけない時、子供に色々尋ねられた時、海外でいる時こそ百科事典や辞書類は役に立ちます。最近は百科事典のCD-ROM版が続続と安価で出版されています。長所は、検索に優れている、場所を取らない、安いことです。
場所によっては朝日、読売、日経新聞が入手可能、もしくは日本のケーブルTVが見れる地域もありますが、通常日本語の情報、資料は容易に手に入りません。その点、コンピューターがあると話は全然違ってきます。本の百科事典は持って来れませんが、CD-ROMの辞典は持ち運び可能です。発信源と内容が不確かですがWebサイトによる情報も可能です。新聞社のWeb上での検索サービスも大きなデータベースです。
CD-ROMの事典は、紙の事典と違い特殊な検索方法が可能です。紙の事典では「見出し」による検索しかできませんが、データの事典は事典本文の全てからの検索(全検索)も一瞬で洩れなくしてくれます。また本文中から関連項目へのリンクで一瞬で跳んでくれます。例えば「研究社のリーダーズプラス」は英和辞書ですが、全文検索により、簡易和英辞書にもなります。
百科事典、辞書のCD-ROMは海外生活をする人にとっても大きな武器となります。特にお子様のおられる家庭には百科事典はかなり重宝すると思いますし、学生にとっては良い先生代わりにもなります。知らない事、うろ覚えの事についてすぐ教えてくれ、コストパフォーマンスに大変優れていると言えます。と言う訳で、海外生活する人に「電子百科事典」「電子辞書」はおススメです。
- ◇現在発売中、発売予定の電子百科事典(ご参考)
世界大百科事典/日立デジタル平凡社
エンカルタ百科事典総合大百科(+ワールド・アトラス)/マイクロソフト社*
スーパー・ニッポニカ(日本大百科全書+国語大辞典)/小学館
マイペディア/日立デジタル平凡社*
ブリタニカ百科事典/TBSブリタニカ
- ◇現在発売中、発売予定の電子辞書(ご参考)
リーダーズ+プラス/研究社(リーダーズ版よりプラス版をおススメ)*
英辞郎+PDIC/Niftyserve(フリーデータ)*
新英和・和英中辞/研究社*
広辞苑/岩波書店*
大辞林&デイリー英和・和英/三省堂
現代用語の基礎知識/自由国民社*
知恵蔵/朝日新聞社*
ジーニアス英和辞典/大修館書店
Concise Oxford Dictionary and Oxford Thesaurus/Oxford
American Heritage Talking Dictionary/American Heritage*
辞・典・盤(岩波国語辞典/新英和・和英中辞典/知恵蔵/マイペディア)/ASCII*
辞・典・盤Pro(広辞苑/リーダーズ英和辞典)/ASCII
その他にも専門用語辞典(医学、技術など)や新聞記事のデータベース化からお料理レシピまで多種多様です。特に医学や専門分野の勉強をする為に外国に行かれる方は、専門事典のCD-ROMがあるだけで他の人より「差」がつきます。
- ■アメリカでのコンピューター購入
- ・米国コンピューター事情(駄文系)
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アメリカでのインターネットの普及には目を見張るものがあります。友人に住所を聞くとほとんどの人が電話番号の次にメールのアドレスを書いてくれますし、プライベート用、ビジネス用とメールを2つ持っている人もかなり多いと言えます。お店のロケーションを知るには Web が最も有効だと知られており、お店に電話して場所を聞くよりWeb上の地図を使って場所を確認する人が多いとのことです。
その割にはノートパソコン(以下ラップトップ)はかなり遅れており、種類も品数も少ないです。値段も日本より高いと言えます。持ち運ばなくても、オンライン接続しっぱなしのコンピューターがあちこちにあるので、特に持ち運ぶは必要ないのかも。あちこちにある理由はコンピューターの安さと通信費の安さにあります。今、売れ筋デスクトップは$499-$1499のプリンター付デスクトップ型コンピューターです。
これらのコンピューターにはインターネットに接続する為の最低限のセットが初期導入されており、オンラインサインアップで子供でも即接続できます。それゆえ、ハローウイン、クリスマス、サンクスギビングデーと言った祝日には各コンピューターショップは、更に激安コンピューター販売合戦となります。手元のNY Timesの折り込み広告によると$999で上級スペックのデスクトップコンピューターにカラープリンタ、スキャナーにおまけとしてなんとビデオデッキがついてきます。これらの超お買い得商品は通常一週間限定の販売なので見逃さないように!
- ・日本からコンピューターを持ち込むか、現地購入するか
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一昔前でしたら、多くの大学生の部屋にマッキントッシュが置かれていたのですが、最近は大学側がAT互換機(Windows機)を薦めます。特にMBAやテクノロジー系の専攻の生徒にはMacからWindowsに乗り換えることを大学は薦めるようです(コロンビア大学のコンピューターセンターはマックを強烈におススメでしたけれど)。マック好きな私は悲しい!マックは日本で人気がありますが、アメリカ以外の国の友人達でマックを使う人は僅少です。多くの人がWin機を使う為、周辺機器やソフトで圧倒的立場にあるのが事実です。と言うことでWin機を前提とした話になってしまいます。残念。
アメリカでコンピューターを買うと勿論英語環境ですので注意が必要です。英語しか使わないと言うのであれば、もちろん現地で購入されることをおすすめします。購入後、何も設定せずに即使え、帰国前に売却するのも容易です。また故障時には現地のコンピューター屋さんに容易に持ち込むことができます。しかし、「日本語でメールを送りたい」「日本の新聞をWeb上で読みたい」などとなると若干話は変わってきます。基本的に日本語は2バイト文字の言語体系のはぐれもですので、自分でセットアップする必要が出てきます。また日本語を扱えるメリットは余りにも大きい一方、言葉の勉強には良くないと言うデメリットもありまするぅ。
これらの点からまとめると以下の3つのパターンが考えれます。
(1)日本からラップトップを持ってくる。もしくはデスクトップの本体だけ日本から持ってきてモニターなど周辺機器を現地で購入する。
(2)現地で購入したパソコンを日本語化する。
(3)日本語を使わず、現地語(英語)のみを利用する。
(1)のメリットは、わずらわしい作業なしにそのまま現地で使える。デメリットは、運ぶのに手間がかかる、故障時に修理をしてくれる所が限られてくる、などでしょうか。国際保証の付いているメーカー(IBM)もありますが、現地で修理を拒否されたと言う話も聞きます。このような時には、修理してくれるお店を自力で探すか、日本に送って修理を依頼する形になります。また通常ラップトップは100V-240Vの範囲内で使用できるのですが、一部の機種や地域で変圧器が必要な時もあります。
(2)は日本語化で苦労する可能性が高く、ソフトも日本で購入を誰かにお願いしないといけません。当然ですが日本語のソフトはアメリカではごく一部を除き手に入りません。しかも高価です。またキーボードの種類も違いますし、周辺機器を現地で購入された場合、日本語Win用のデバイスを探さないといけない羽目に陥ったり、最悪使えないと言うことがあります。日本語化に失敗した場合のリスク、コストが生じます。
(3)日本語を使うことはない、と言う方には経済的かつ合理的な手段でしょう。現地の言葉を勉強するにはここから始めた方が良いのかもしれません。ある意味で日本語を排除される方向きです。
マッキントッシュの日本語化は特に問題ありませんが、M$社のWin機は問題ありありです。大きな問題として安いコンピューターやノートタイプのコンピューターはコスト・スペースの削減のためメーカー独自のアッセンブルの部品(Compaq,HP,Packard Bell,IBMは要注意! )やデバイスなどが使われている問題や、ハードディスクのアロケーションテーブルの問題(FAT32=ハードディスクのフォーマットの規格)があります。その他の問題として日本語のソフトウエアーを全部取り揃えないといけないと言う違った問題も存在します。
また一部のプリンター、特にインクジェット式プリンタやドットマトリックス式プリンターでは、デバイスをWindows用の日本語デバイスに替えても、日本語印刷ができないと言うトラブルを聞きます。ほとんどのプリンターは日本語印刷が可能ですが、プリンターを現地で購入する際は注意が必要です。またデバイスもできる限り日本語用のデバイスを使いましょう。
なおプリンターについては「 Tool#4 電化製品、プリンターと電話 」をご参照下さい。
コンピューターにあまり詳しく無い方で、これらの問題を一番簡単に解決する方法は「日本からコンピューターを持ってくる」と言う事です。日本式の多くのソフトウエアが最初からプリインストールされた商品はある意味でコストパフォーマンスに優れています。英語Win機を買って日本語化に時間を取られ、コンピューターに詳しくない人がマシンが不安定な状態で、精神衛生上も不安定になるぐらいなら安い買物だと思います。もちろん腕に自信のある方はその限りではありません。2台目のサブマシンとして買う時に日本語化にチャレンジするのは大変楽しいのかもしれません。
- ■英語マシン(Win English)
- ・ 日本語化について
- Windows マシンの日本語化ですが、FAT32やデバイスの問題でけっこう苦労します。日本語化に成功したと言う人のマシンをよく見ると、色々問題のある人が多いです。ただ日本語が使えるメリットと言うのはかなり大きいと言えます。日本語の新聞を高価な値段で購入することを考えると、経済性、即時性、そして双方向メディアとしてインターネットの方に分があります。
まず購入するマシンの選別が必要なようです。ポイントとしては上述の「アメリカのコンピューター購入」をご参照して下さい。気を付けないといけないポイントは、安価なモデルはコスト削減の為に独自の部品(モデムとサウンドボードが一つのボードで処理するなど)を使っている商品は、日本語化の後にデバイスや認識の問題で苦労が必要です。(経験者は語るなり〜)
次に日本語化の方法ですが、以下の3つが考えられます。
(1)英語Windowsを残したまま、ハードディスクを分割ソフト「Partition Magic」などで分割して日本語Winと共存させる。メリットは日本語化の方法としては容易であること、万が一、故障しても修理が普通のお店で受けられる、デメリットは、2つのOSが同じハードディスク上にあるのでハードディスクの容量に問題などがあります。
(2)英語Winを一度削除、もしくは日本語Winで上書きする。この場合、下準備と入念な情報を集めておく必要があります。この方法が一番理想ですが、問題が起った時に対処できる能力が必要になります。さもなければ修復不可能になってしまいます。最悪時はリカバリーディスクや元々入っていた英語版Winを再インストールする羽目になります。
(3)英語Win上で使える日本語ソフト(一太郎 for WinEやKanji Kit、NJSTAR)を載せる。まだまだ不安定で制限のある事が多いとの話です。「一太郎 for Win E」も売り出した当初は宣伝費をかけていたようですが、97年後半より宣伝も無くなりバージョンアップもされていないようです。「一太郎 for Win E」も風前の灯火となってきているようです。名ソフト「一太郎Ver3」を開発したジャストシステム、なんとか頑張って欲しい!
さておき、費用対効果を考えると(1)(2)の選択肢となってしまうでしょう。コンピューターが余り得意で無い方の最後の手段として、次のような方法も考えれます。
一つは、アメリカではコンパックがWin Jの入ったモデルを通信販売しています。値段もまぁぼちぼちの値段のようです。もう一つはアメリカには日本人相手のコンピューター屋さんが数店存在します。そちらでWinJを導入してもらうと言う手もあります。ただコストは高めです。またマッキントッシュを購入すればWinと違いかなり楽に日本語化が可能です。しかし最も手軽なのは、日本からラップトップを持ってくる、と言うものでしょうか。
- ・ Lauguage IME (Microsoftによる簡易日本語キット)
- 本格的に日本語を使うのであれば、OSレベルから日本語化するのが望ましいですが、インターネット、メール、ワープロ程度しか使わないなら以下の様な手もあるそうです。
マイクロソフトのWeb SiteからInternet ExplorerとM$ Office用に日本語化のソフトをダウンロードができます(無料)。IEのオフィシャルサイトのIMEページから「Global IME」をダウンロードです。
「Global IME」は、IE の他、Outlook Express、Word 2000などGlobal IME 対応アプリケーションで日本語で読み書きが可能になります。
ちなみにこれを利用すると日本語だけでなく、中国語、韓国語の表示も可能となります。日本人以外のアジア系友人にもおススメ可能です。しかしネスケを利用している人は IE に乗り換えないといけません。ネスケでダウンロードしようとすると「IE を使えぃっ!」とご親切にメッセージが出てきますぅ。
http://www.microsoft.com/windows/ie/features/ime.asp
http://www.asia.microsoft.com/windows/ie_intl/ja/ime.htm
- 私はこのIMEを使った事がないので判断できませんが、ある人によると簡単に使う程度ならまぁ良いそうです。ただ自己責任のもとダウンロードして下さい。推薦するものではありません。
他の方法としては、「英語Win用の一太郎」や「Kanji Kit」「NJSTAR」「Global IME by MS」のような日本語を利用する為の補助ソフトもありますが、いまいち評判は芳しくないようです。システムが不安定になる、改行が上手くいかない、制限がかなり多い、ハードディスクの容量、値段が高い割に問題が多い、など実際に利用した友人談です。現在はもう少しマシになっているのかも知れませんが。
また英語マシンで日本語を画像表示させるWebページと言うのも存在します。ただ表示が非常に遅いのと、最近は正常に作動しないことがほとんどです。ただこのようなページがあると言う存在意義だけでも素晴らしいですよね。
http://www.shodouka.com/
http://baka.aubg.bg/-_-http://-/
- ・ 英語環境と日本語環境でのメールのやり取り
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「英語しか使わないから日本語はいらないさっ!」と思っていても、やはり日本人やご家族とのメールのやり取りでは日本語になってしまいます。しかし哀しいかな英語環境なので、日本語が自由に使えません。回りの友人達はやはり色々苦労していますが、基本的にローマ字で打ってメールのやり取りと言うパターンになってしまいます。
しかしこのローマ字のメールと言うのは、英語で読むより時間がかかり精神的に大変です。Tatoeba, Kono-Bun wa ro-maji de kaite imasuga, yahari yominikui desu yone.(例えば、この文はローマ字で書いていますが、やはり読みにくいですよね)これなら英語の方が早く理解できるのですが、相手や家族が英語が出来ない場合はやはりローマ字となってしまいます。
どうしても日本語を表示させたいと言うのであれば、上記の日本語を表示させるソフトをつける方法以外にこのような方法もあるようです。ただ私のコンピューターは既に日本語が入っていますので、一部正確でない記述もあるかもしれません。これらは AT&T World Netのフォーラム参加者よりメールを頂き、色々と出たアイデアのまとめです。http://www.att.ne.jp/WorldNet/forum/
(1)「ローマ字郵便局」http://webmail.to/romaji を利用する。(→送信者・受信者共に英語環境でも、ひらがな中心の日本語が使えます!)
(2)日本語で書いた文章をJPEGやgif形式など画像データに変換し、添付ファイルとしてメール送信する。(→日本語環境からメールを出す時にしか使えない)
(3)AcrobatのPDF形式で送信する。(→Adobe Acrobatに日本語フォントのプラグインを入れる必要あり。ファイルサイズも大。)
(4)「書道家」http://www.shodouka.com/ など日本語を画像に変換してくれるWebサービスを利用し、Webメールサービスを利用してメールの送受信を行う。(→書道家のサーバーの負担が大きいせいか、調子が非常に悪い)
他にも色々方法があるのかもしれません。もし良い方法がご存知であれば是非お教え下さい。
なお海外でのインターネット事情については「 Tool #2 」をご参考下さい。
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- マックな人(駄文系)
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- 音楽ソフトはマックにまだ分があります。Vision,Finaleと言った所が定番でしょうか。これにPro Toolがあれば簡易シンクラビアと化してしまいます。ジュリアード内5階のMusic TechnologyのスタジオではPerformerではなくVisionとPro Tools、Finaleと各種音源が使われ、2階のコンピューターラボのマックにはVision,FinaleにMIDI音源と言う構成になっています。特に譜面ワープロは、手書き譜の汚いアメリカ人には必須です。彼らはFinaleなしでは生きていけません。
私が始めて触ったマックはマックプラス。白黒で日本語は勿論走りませんでした。しかし彼(彼女?)は私の部屋に置かれているだけで一種独特の雰囲気を醸し出していました。
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- ■アメリカモバイル事情
- ・ ホテル・寮・オフィスからのインターネット接続
- まず最初に行く国の電源の種類と電話線のジャックの種類、アクセスポイントを調べておきます。ここではアメリカでのホテル・寮・オフィスを前提に話を進めます。
アメリカの中規模以上のホテルでは、コンピューターやFAXを接続するための「データポート付電話」が通常各部屋に置かれています。この「データポート付電話機」の側面に日本と同じタイプのモジュラーの差込口があります。まずその差込口に日本と同様にモジュラーケーブルを差し込みます。
- 通常、ホテルの部屋から外線するときには、「0」や「9」と言った外線番号が必要です。Win マシンでは「ダイヤルのプロパティー」に「外線番号」を入力する欄がありますので、そこに「0」「9」を入力します。この状態で発信音が聞こえればもうすぐです。これでモデムがダイヤルし始めれば問題なくつながります。
- 問題はモデムが反応しない時です。以下の2点をチェックして下さい。一つ目はその電話機が「パルストーン」の電話かもしれないと言う事です。通常は「タッチトーン(ピポパプピピパ)」ですが、たまに「パルストーン(ジーコ、ジーコ)」の電話機だったりします。判別の仕方は簡単。受話器を取ってダイヤルボタンを押し音を聞いて下さい。パルストーンであれば「ダイヤルのプロパティー」で「ダイヤルトーン」を「パルス」に変えます。
- もう一つの可能性は発信音をモデム側が認識しないと言う事です。発信音がモデムとの相性に合わず、モデムが発信音と認識していない事に原因があります。このケースを迂回するためには「コントロールパネル」>「モデム」>「情報のプロパティ」>「トーンを待ってからダイヤルする」のチェックをはずしましょう。これで通常使用できます。
- もし、その電話機にモジュラージャックが見当たらないときはホテルのフロントに問い合わせてみて下さい。接続の為の部屋(ビジネスルーム)かキットを用意しているかもしれません。電話機のモジュラーケーブルを抜いてコンピューターに直結は勇気が要ります(?)。ほとんどの多機能電話に電流が流れています。微弱電流でない場合、モデムを壊す原因になりかねません。接続可能かをチェックする為に「モデムセーバー」と呼ばれるテスターが売られているそうです。
またホテルによってモジュラージャックを抜けないようにジャックのつめを折っているケースもあります。この場合はペンなど先の尖ったもので押え込みながら抜くしかありません。最終手段としてカプラーによる接続もありますが、聞く所ではエラーが頻繁に発生して非現実的のようです。
- ・ 旅先でのマシンでのメール送受信について
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旅先からメールをどうしても送りたい、自分宛のメールチェックをしたい、しかしコンピューターを持ってきていない、と言う方にはこのような方法もあります。もちろん所有者の了解を得る必要もあります。
まずインターネットに接続されているコンピューター(会社内のコンピューターや大学の研究室のコンピューター、インターネットカフェ、図書館、Kinco'sコピーやレンタルオフィス、コンピューターショップ、友人のコンピューターなど)を探す。所有者の了解が得られてから、メールの設定を一時的に自分のメールの設定(サーバーのSMTPやPOP3、アドレス、ユーザー名)に変更します。サーバーが日本にあろうがアメリカにあろうが関係ありませんので、全く自分のコンピューターのように使えます。使用後は必ず元の設定に戻して下さい。海外ではもちろん英語のみの送受信となります。
他にも、ブラウザで見れるメールサービス(Gooや米国Yahoo、Hot Mailなど)もあります。こちらも日本語のフォントとシステムが入っていない限り、日本語表示はありませんが、インターネット接続環境のコンピューターとブラウザさえあれば世界中どこでも問題なく見れます。また設定によっては、現在使用中の自分のE-MailアドレスからGooのFree Mailなどへ転送してくれるオプションもあります。これを利用すれば自分のメールを外出先で見れます。この方法だとコンピューターを持ち運ばなくて良く、一番手軽なのかも知れません。ただしパスワードや個人情報に注意が必要です。
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*注意* くれぐれも自己責任のもとで設定の変更などを行って下さい。推薦するものではありません。*注意*
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