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New York Music Scene #4
New Yorkの譜面屋さん、クラシックな音楽関係資料屋さん、Deepなレコード店、楽器屋さん。


[譜面屋] [資料屋] [大手レコード屋] [中小・中古レコード屋] [楽器屋] [地域別音楽ショップ] [ 譜面を製本する ]

■譜面 Joseph PatelsonCarl FischerFrank MusicFlute Center of NYPearl PaintComposer's Association
■資料 Academy BookStrand Book StoreSkyline BookGotham Book MartDrama Book ShopApplauseBallet Shop
NY市立舞台芸術図書館
■レコード屋 大手レコード屋Academy RecordsFootlight RecordsThe Perfoming Arts ShopCOLONY
グリニッジビレッジ界隈(8軒)| イーストビレッジ界隈(4軒)| Deca Dance
■楽器屋 Sam AshManny's MusicRudy's Music ShopMusic InnSteinway & SonsPro PianoRita Ford Music Boxes

アメリカは何でも選択肢が異常に多い国です。ケーブルTV、完全にジャンル分けされたラジオ局、食べ物の種類、電話会社の数、細かく分けられた専門医の種類、そして細かくジャンル分けされた音楽関係ショップ、と選択肢は必要以上に存在します。
さすが人種のるつぼ、ニューヨーク。ありとあらゆるジャンルのレコードから海賊版、怪しげな音楽資料、書籍まで選り取りみどりです。中古レコード屋や本屋回りをするのも楽しいはずなのですが、あまりの選択肢の多さで私の音楽資料収集癖も遂にストップしてしまいました。New Yorkおそるべし。

譜面屋さん

Joseph Patelson(56St, Bet5&6Ave,名刺には"Just Back of Carnegie Hall"と書かれている)(A)
クラシック譜面の専門店。ニューヨークでクラシックの楽器を持っている人は必ずお世話になっているお店。新品の譜面以外にも中古の譜面(半額)も扱っています。店舗面積に対する従業員の数が異常に多く、現代音楽など1階に置かれていない変な譜面を尋ねると、2階に探しに行ってくれる。特に奥にいる銀髪のメガネのおばあちゃんはいつも親切で、望みの譜面をとことん納得するまで探してくれます。余り知られていないが、一階のショーウインドー奥には「楽器の売ります買います」「出張演奏します」「教えます」「オーディション」などの小さな掲示板があって見ているだけで楽しい。クラシックを中心とした各楽器のプロの演奏家の名刺もあるので、出張演奏者を探している時は、ここで名刺を貰って価格と専門分野、経歴を尋ねると良い。(おススメ★★★)
この近辺にピアノや楽器の専門店は数軒あったのですが、再開発で大きなホテルになってしまい残念。近くのピアノ博物館は予約要ですが、今も健在。

Carl Fischer(62 Cooper Sq. 212-777-0900 M-S 10:00-17:45)(D)
こちらの店の方が上記ペーテルセンに比べ店舗面積も譜面量も多い。しかしペーテルセンがほぼクラシック専門に対し、こちらはクラシックとジャズ。いわゆるシート物に強く、分類分けは細かいが譜面の管理は良くない。普通のお店と違い、オフィス用の引き出しの中に譜面が入っていてアルファベット順に並べられている。まるで会社の中にいるよう。注意すべき事は理論書の棚が全然別の2ヶ所に離れておかれている事。和声法、対位法、楽典はジャズのコーナーの棚に置かれているが、オーケストレーション、Nortation(記譜法)、他の理論書(編曲法、初見聴音、音響工学、録音技術など)は店のクラシックコーナーの一番奥に置かれている。初めはこの奥の棚を知らずに、オーケストレーションの本は売っていないと思っていたら大間違いだった。特に Nortation に関してはこの Carl Fischer が独自に出版している本は素晴らしい。初心者に対しては今まで見た本の中で一番優れたものだった。特筆すべき事はブランクスコア(無地の譜面)の種類の豊富さ。これはニューヨークで一番だろう。特にオケ譜は各サイズあり、ここ独自のブランド(King Brand)で作成している。残念なのは紙の質が悪い。良い紙にコピーして再利用するのが私の方法。ここも掲示板がありミュージシャンの名刺などが置かれいる。 http://www.carlfischer.com (おススメ★★★)

Frank Music(250W 54t Bet B'way&8Ave 212-582-1999)(A)
オフィスビルの10階にあるクラシック専門の譜面屋さん(98年までは3階にあったが10階に移転しました。倒産した訳ではないので注意)。ここは譜面屋さんと言うよりオフィスで、受付のカウンターで欲しい譜面を「○△×版の○△×の譜面を下さーい」と注文する。受付の奥は棚が整然と並んでいて倉庫になっている。そこから指定した譜面を出すシステムで一般客は来ない店ですね。職業音楽家用なのかな?もちろん看板などは無し。豊富な在庫と種類は立派。購入する譜面を事前に図書館等で調べおく事が必要になる。ここの素晴らしい事は電話での注文と配達に応じてくれる事。さらに$50以上お買い上げのお客様には、プライスタグより一律10%のディスカウント制度がある事。1937年よりNYのクラシック界御用達のお店で演奏家には有名。そしてこのお店のカウンターを一人で切り盛りしている女主人のSnob(プライドの高さ)も大変有名。 http://www.frankmusiccompany.com/ (おススメ★★)


Flute Center of NY(62st, ColumbusAve)(E)
ジュリアード音楽院からコロンバスアベニュー側に5分ほど南下した所にある譜面屋さん。店の名前はフルート専門店のようであるが、譜面がメイン。クラシック用の楽器・リペアも扱っている。ジュリアード音楽院の譜面屋さんではクラシック専門で、ジャズ関係などは置かれていないが、この店はクラシック以外にポップス、ジャズの譜面を取り扱っていて店舗面積もジュリアードより広い為、クラシックとジャズの両刀使いの人が来るようだ。近くにはモダンなジャズクラブとして有名な「イリディウム」や数軒のジャズの店があり、オペラの後にしっとりとジャズを聞くことができる。ヴィヴラホンのライオネル・ハンプトンさんの高層アパートもすぐ近くにある(97年に彼の部屋から火事が発生、インタービューでは「火事起こしちゃったよ、がっはっはっ!」と笑ってましたけどぉ)。(おススメ★★)

Pearl Paint(308 Canal St)
楽譜屋さんではないのですが、譜面作成に必要な専門用具を多く扱っている店です。地下1階から地上5階の世界最大面積の文房具屋さん。もちろん写譜ペン、烏口(からすぐち=Ruling Pen)、各種リアルブラックインク、R(雲形)定規(curved rule)、ペーパーセメントなど譜面書きに必要なものはここで揃えれます。もちろん製本用具も充実。ただ日本製、ドイツ製以外の鉛筆、消しゴム、シャーペンの芯、サインペンなどは質があまりに悪く使えません。消しゴム、鉛筆の芯などは日本から持ってきてもらいました。値段もかなり安くカタログによる販売もしています。ちなみに白譜面(ブランクスコア)は日本から持ってきた日本製の白譜面を原稿としてこちらの信用できる印刷屋さんで自分で大量に印刷しています。それでも納得できない場合や特殊なスコアの場合は、Macのフィナーレで自分用の譜面を作成、プリントセンターでの出力となります。(おススメ★)

Composer's Association(333W 52st Bet8&9Ave 212-265-2400 Mon-Fri Until 5:30PM)(B)
作曲家ご用達のいわゆる写譜屋さんです。ここで下書きの譜面からパート譜を起こしたり、印刷してBinding Combs(製本の串)で綴じて製本してくれたりします。値段は、オーケストラの最終譜を持っていくと40ページで約$40/部、室内楽の最終譜ではLetter Size、70ページで$45/部でしたが、部数や条件、サイズ、紙質によって値段が変わってきます。プライスリストは無く、値段は相談で決めるようです。お店ではなくオフィスです。一般のお客さんがオケの清書や浄書を頼みにこんな所来ませんものね。かなり丁寧な仕事をします(日本の写譜屋さんも丁寧ですよぉ)。(おススメ★★★★★)

◆Aztec Music Papers : Associated Music-copy Service(↑)

なお譜面作成に関しては「自分で譜面作成する(作曲家の方へ)(おまけ)」というのがあります。ぜひご参照下さい。



音楽関係資料屋さん

・ 譜面屋さん以外で「理論書、音楽関係資料」が充実している店。

Academy Book(18St Bet.5&6Ave,月-土9:30-21:00,日11-19:00)(B)
中古レコード屋さんのカテゴリーでも紹介している「Academy Records」の古本屋さん部門。Academy Records(レコード屋)と同じ通りにあるが、私はつい先日まで違う系列のお店だと思っていた。名刺を貰ったら店の名前が一緒だった。なるほど音楽関係書籍が充実している訳である。ここは古本屋さんであるが音楽関係、特にクラシックを中心とした作曲者のバイオグラフィー関係の本が充実している(一部譜面もある)。ジョンケージの詩集なども置いていた。後述するStrand Book Storeより音楽関係資料は何と多い!これもオーナーの趣味によるものであろう。ただ理論書はこの店の斜め前にある「The Skiline Book(後述)」の方が多い。(おススメ★★)

Strand Book Store(12st,B'way)(B)
NYで一番大きい古本屋さん。音楽専門ではないが、古本の量がハンパではないのでクラシック音楽関係も充実している。ただ同一の本が多く置いていたりと量の割に内容はちょっと不満。欠点はエアコンが無いことと、音楽関係のコーナーの横がトイレなので夏は5分が限界。夏はあまりに暑いので、店員は塩をなめながら働いている(うそ)。古本ばかりでなくフロアー中心に新本を割引で売っていて、私は「Oxfordの音楽辞典シリーズ」や「DoverのOrchestration」を新品だが格安で買った。と言う事で、音楽書の棚だけでなく一階中央付近の平積みの新古本コーナー(特に辞書のコーナーと美術書のコーナー近辺)も忘れずにチェック!地下の奥にも変な本がテンコ盛り。(おススメ★★)

Skyline Book(18St Bet.5&6Ave)(B)
先程の「Academy Book」の道を挟んで斜め前に位置する古本屋。ここのオーナーも芸術が好きらしい。店は狭く量はたいしたことないが、音楽関係の理論書はなぜか豊富。多分どこかの音楽大学の教科書関係の古本買い取りをこの店がしているようだ。「Walter Pistonの和声法や対位法」「The Norton Score シリーズ」「ReadのNortation」「Vincent Persichetti; 20th Century Harmony」、音楽辞書、楽器辞典などはこの店で格安で購入しました。店の規模の割には、私が一番お世話になっている店かもしれません。(おススメ★★★)

Gotham Book Mart(47St Bet.5&6Ave)(A)
演劇・ドラマ・ダンスなどの舞台関係とフィルムを中心とした古本屋さんですが、音楽関係も有り。ただし音楽物の量はそれほど多くない。ここの特筆する事は、絶版してしまったような書籍やあまり目にしないような批評関係の書籍を中心に品揃えが有る事。他の本屋さんに比べると批評関係の本はここがダントツ。過去のレビューなどの調べ物に便利。出入りしている人も文筆業の人っぽい雰囲気(?)で他の店とは雰囲気が違います。奥には過去の有名スターや作家、台本家の写真があちこちに展示。以前は小さなギャラリーを隣に併設していたが、現在は閉鎖された模様。著者のサインの入った本も多数有り。 (おススメ★★)

上記のお店以外にSam Ashの48st北側に楽器屋さんが経営する譜面中心の本屋、ジャズ系ミュージカル系ならCOLONY(49th St, B'way)は店の1/3が譜面です。


・ ミュージカル、バレエ、演劇の資料屋さん

Drama Book Shop(723 48-49st,7Ave)(A)
ショービジネス専門の本屋さん。特に場所柄ミュージカルと演劇についての書籍はNYで最も充実しているお店でしょう。評論関係と舞台芸術の資料は充実。シナリオも有。エレベーター脇の掲示板の情報も楽しい。特にアクセントフリーではない人には有益な情報かも。小汚いビルの2階にあるのですが、中に入ると明日を夢見るミュージカルスターでごった返しています。かっこ良すぎるぅぅっ。Very Good!脚本から始まり批評、解説、技術的な関連書籍、ファッション関連など専門的な本がうずたかく積まれています。中には黒澤明監督を詳細に解説した本などもあります。本も素晴らしいのですが、演劇好きな方はこの店を訪れたら店の客層に触発(うっとり?)を受けるでしょう。鍛えられた肉体を持った、美しすぎる罪な人達でいっぱいです。澄んだ緑色の目を見た瞬間、ひと目で恋に落ちてしまいそうな人ばかりですぅ。いやはや、ぜひ彼氏を探しに、いや本を探しに行きましょう。(おススメ★★★?)

Applause(211 W 71st,B'way)(E)
ミュージカル、芝居、映画関係専門の本屋さん。譜面は取り扱っていないが、どこから手に入れるのかミュージカルやバレエなど舞台芸術の台本から映画制作の資料まで置いている。特に脚本関係は充実。明らかに一般には入手困難そうな関係者用の台本まで置いており、ミュージカルや芝居を勉強している人には一度は訪れて欲しいお店。上記の「Drama Book Shop」がミュージカルのスターやディレクターなどが来るのに比べると、こちらの店は演劇・映画批評家、映画愛好家などが来そうな少しツウなお店。レジ横ではオーディションを開催している事務所のタグシールを売っていて、明日を夢見るパフォーマーはこのタグシールを封筒に貼って履歴書を大量に発送する。(おススメ★★)

Ballet Shop(62st,B'way)(E)
名前の通りバレエ・グッズ専門店。リンカーンセンターより徒歩1分。商品のほとんどがバレエ用のレオタードやトゥシューズであり、バレエ関係者以外は全然興味の湧かない店。しかしバレエ中心のビデオや書籍も取り扱っており、ケージやメシアンのビデオなんて言うのも置いている。お客さんも高貴なバレリーナか少女で、入るといきなりバレリーナ用のコスチュームや下着が並んでいるので、男性は入るのにためらうでしょう。この店に入ると姿勢がシャキッと良くなってしまいます。つま先立ちでお店を出てきたりして。(おススメ★)

ニューヨーク市立舞台芸術図書館 (65st,Amsterdam)(E)
バレエ・オペラ・クラシックの舞台芸術資料の図書館。演劇・音楽・舞踏の資料量は世界一。お店ではなくリサーチセンターと呼ばれる研究者の為の図書館。リンカーンセンターの敷地内(ジュリアード音楽院の寮・カフェテリアの下)にあり、気軽に利用でき明るい雰囲気でおススメ。また毎週水曜日14:00よりグループツアーや、独自の音楽プログラム(ブルーノ・ワルター・オーディオトリム)なども有り。音楽専門家や教師、リサーチャーの為のシステムも充実しています。正式名称「Library and Museum of the Perfoming Art」。なおセントラルライブラリー(42st, 5Ave)は出版関係や美術、写真関係が充実しています。(おススメ★)



New Yorkのレコード屋

・ 大手レコード屋さん

大手レコードショップは品揃えが豊富で探したいものを探すのには大変便利です。タワーレコードなどでも日本のCD(特にJAZZ)は数多く揃えており、日本人はJazzが好きだと言うのがここでも解ります。

有名なお店は、
◆Virgin Megastore(45St,B'wayタイムズスクエアー、地下の喫茶スペースは待ち合わせに便利)
◆Tower Records(4St, B'dway、66St,Broadwayジュリアード音楽院横-12:00PM)、
◆HMV(72st B'way、34st B'Way Macy'sの横),
◆Sam Goody(390 Avenue of the Americas 212-674-7131),
◆Sam Ash Music Stores (160 West 48th St Bet 6th & 7th Ave 212-719-2299 Mon-Sat 10:00-6:00),
と言った所でしょうか。有名ですので特に説明は必要ないでしょう。 場所はYahooで検索して下さい。

これらのお店の中には深夜まで営業の店や、DJブース、有名タレントのサイン会などと言ったイベントも行われているお店もあります。これら以外にも、CDを取り扱っているBarns & Nobleもあり、23st 5Aveのお店は24h Openです。



・ 中小レコード屋、中古レコード屋さん

品揃えの豊富な大型店舗のおかげで、小規模なレコード屋さんが駆逐されつつあります。残っている小規模店舗は、あくの強いお店ばかりでしょうか。先ほども述べた通り、こちらはラジオが完全にジャンル分けされており、しかもDJやCMも入らず延々音楽が流れているFM局もあります。それゆえレコード、CDを買わなくても音楽は氾濫しています。このような環境でもレコードやCDが欲しいと言う方や特殊なレコードを買いたいと言う玄人さんには、以下のお店はどうでしょうか。

Academy Records(18st Bet.5&6Ave,月-土9:30-21:00,日11-19:00)(B)
ここはJazzやRockとかを人寄せパンダ用に置いてますが、それらは所詮営業の為でオーナーの趣味はクラシック、しかも現代音楽を集めたいようです。素晴らしい!店に行くといつも「趣味の音楽」がかかっていてセンスの良さ(悪さと言う説も)を感じます。分類分けも通(ツウ)なジャンル分けになっていて、作曲者別と演奏者別の分け方がまた微妙なこだわりがあるようです。趣味以外のどうでも良いクラシック音楽(アメリカではWarhorseと呼ぶ)はなんと99セントのコーナーに追いやられてしまっています。しかも99セントのCDを4枚買うと1枚無料でもらえる(つまり5枚で$3.96+消費税)と言うテイタラク。日本語表記のクラシックCDも多く置かれているが、ここのオーナーはどこからCDを仕入れてるのだろうか?さておき現代音楽以外もあるので中古や新古でごそっとCDを揃えたい人にはお勧め。ついつい力が入ってしまった・・・・。(おススメ★★★)

Footlight Records(113 E.12th St Bet 4&3Ave 212-533-1572 M-F11:00-19:00 S10-18 Sun12-17)(B) http://www.footlight.com/:
マンハッタンでショーミュージックのレコードに関してはここが最強と言えます。他の店が追随不可能なまでにこだわった品揃え。映画のサウンドトラック、ブロードウエイ、ビックバンド、ジャズ、オペラ、クラシック音楽・・・。日本の懐かしいTVシリーズのCDまで置いており、松田優作の「蘇る金狼(タイトル失念)」の映画音楽CDが$25で売られていた。他にも日本のサウンドトラックや4trテープによる映画音楽や詩の朗読レコードまで取り揃えている。以前お店で、日本の昔の子供番組(多分NHKの音楽解説番組)のレコードが流れており驚いた。もしかして日本語の解る店員がいるのかなぁ?(おススメ★★★)

The Perfoming Arts Shop(リンカーンセンタープラザ地下)(E)
基本的にメトロポリタンオペラ劇場のおみやげもの屋さんだが、店の半分がオペラ専門のCD屋さんと化しています。オペラ関係しか置いてませんが、ちゃっかりオリジナルCDやライブ録音などもありお土産としても良い。現代音楽系のオペラもあります!奥にはディスカウントのコーナーもあります。夕方以降は結構混んでいます。(おススメ★★)

COLONY(49th St, B'way)(A)
ミュージカル業界のミュージシャン御用達の有名なお店。レコード以外に譜面もあり。場所がら、白譜面(Blank Score)も扱っています。Jazz Fake Book(通称1001)もミュージカルからカントリーまでなんでもござれ。48stの楽器通りを1ブロック北東に位置する。1:00AMまでの営業。(おススメ★)

グリニッジビレッジの中小、中古レコード屋さんシリーズ。(C)
Nostalgia & All That Jazz (Thompson St, Bet W3rd & Bleecker St)
あまりにも有名な中古レコード屋。JazzとBlues専門。しかもレコード系。特に古い唄ものは強い。店のノスタルジックな雰囲気と壁や天井に張り巡らされた写真やジャケットがマニアを喜ばせる秘訣か? 地下鉄W4,WSq駅近く。この店の通り(Thompson St)には以下のDeepな2店舗があり時間が無ければこの通りを回るだけで各ジャンルのCDが揃う。(おススメ★★★)

Genration Records(Thompson St, Bet W3rd & Bleecker St)
上記の「Nostralgia...」の向かいにある。「Nostralgia...」がJazz,Blues専門に対し、ここはRock専門。1階がPop Rockと古いRockで、地下が過激なRock(パンクやハードなもの)。他に地下でポスターやTシャツなども取り扱っている。ジャズ,クラシックは置いていないが、有名な店でいつも混んでいる。(おススメ★)

Multi Kulti World Music(Thompson St, Bet W3rd & Bleecker St)
上記の「Genration..」と同じ並びにある店。上記3店舗は半径20m以内に位置する。ここはWorld Music専門で、規模は大きくないがワールドミュージックについてはジャンル分けが細かく詳しい。レゲエ、サルサ、ボサノバ、カリビアンとアフリカンミュージックが特に強いが、アジア、インド、パキスタン、アラビックなど中近東系も量は豊富。店頭にはアフリカのパーカッションも置いている。(おススメ★★★)

Dis co Rama(4St, Bet 6&7Ave)
ほとんどジャズとロックだが、ここは新譜でもほとんどが$9.98。1階でCD、地下ではレコードを扱っている。店は狭いが新譜がこの値段だからいつも人でいっぱい。(おススメ★★)

この近辺はレコード屋さんがあちこちにあります。また路上でレコードやCDを売る屋台も存在します。一度クラシックのボックスレコードばかりを揃えている屋台にあった事があります!しかし上記の4店舗を廻れば充分です。これらの店以外に、私は以下の店も廻りますが、近くにあるからついつい寄ってしまうだけで掘り出し物があれば別ですが、特徴はありません。
Route66(Macdougal St, Bleecker St)小さくレコジャケ中心。品数は多くないが昔の商品が手に入る。
Village CD(Macdougal St, Bleecker St)特筆すべきものはないが品数が豊富で上記のお店と同じブロックにあるのでついつい寄ってしまう。クラシックもあるが趣味は悪い。
Bleecker Records(Bleecker St, 6Ave)いつも若者達のむせ返る熱気で爆発しそうなお店。ロック専門。
Sbterranean Records(Cornelia St ,W4St)ここはかなりDeepなレコード専門店。地下のお店でかなり狭い。古いロックのレコードコレクターにはたまらない商品がわんさか。(おススメ★)

イーストビレッジ界隈の中小、中古レコード屋さんシリーズ。(D)
Sounds(20th, Marks Pl):
昔はレコードジャケットの取り引きでニューヨーク大学生の間で有名だったそうだが、今はCDがメイン。ピンク色の外観が一昔前のポップアートを感じさせてくれる。量はかなり多いがジャズ、ロック中心。クラシックも少しだけある。この店の通り東側に同じ「Sounds」の東店(1階)があるがここはロック専門。西側のお店(2階)の方が広く品数が多い。(おススメ★)

Venas Records(8th St Bet 2Ave & 3Ave):上記の「Sounds」の向かい、以下の「Joe's...」の隣にに位置する。1階は古いロック、オールディーズ、ジャズのCDを、地階はレコード専門となっている。レコジャケコレクターには良いのかも。(おススメ★)

Joe's Records:まぁ無難な店であるが、この近辺もレコード屋が多く軒を並べるのでついつい寄ってしまう。またこの店の地下には「Marvel Comics」と言うアメリカのアニメ(スパイダーマンやスーパーマン)のコレクターズグッズ専門店がある。私には理解できませんが、好きな人にはたまらないお店のようです。
Kim's Music(20th, Marks Pl):ロック、ジャズの新品、中古CD。品数は多いのだが、分類分けが無茶苦茶で非常に見にくい。しかし上記4店舗は半径30メートル以内に集中して位置しておりついつい寄ってしまうのが癖になっている。


Deca Dance(119 W23rd bet 6Ave & 7Ave)(B):
チェルシー地区のDJ御用達ショップ。ジャンルはヒップホップ系か。CDはごく僅かでレコードがメイン。カウンターにはターンテーブルもあり、リクエストすると好みの音質にしてくれたり、サンプルループしてくれたり。アメリカ国内の趣味でやっているような音楽も扱っていたりする。テクノやダンス系が好きな人には有名。レコードジャケットコレクター、DJにも有名なようだ。




楽器屋さん

いまいちニューヨークの楽器屋についてよく解っていませんが、メインとなるのは 48th Streetに存在する楽器ストリート。中古以外なら欲しいものは大体ここで揃います。ただ値段は安いとは言えません。同じ楽器でも音楽関係も扱っている電気屋のJ&Rの方がお買い得であったりするケースもありました。

楽器屋以外の大型電気店(J&Rなど)でも取り寄せさえできれば割安になる時もあるようです。私がMIDI機器を購入した時、電器店に電話で値段だけ問い合わせてみたら大きな開きがありました。ただJ&Rは音楽専門店ではないので品数が限られている事と、アフターケアや購入時の不安は残りますので一概にお買い得かどうかは判断できません。

実は私はエレピの「ローズ」を集めてまして、Fender Rhodes MarkI、MarkIIと2台所有しています。どなたか「ローズ」を安くで売っているお店をお知りでしたらメール下さい!パーツがもう手に入らないので、パーツ取り用に探しています。(ローズ2台に加えYAMAHAのCP80とアコピがあるので、家には4台のピアノが・・・。)


Sam Ash(A):
48th stの6&7Ave沿いにずらっと5-6店舗ならんだ楽器店。全店同じ店系列だが、店舗によって弦楽器、管楽器などクラシック専門店、パーカッション店、ギター専門店、キーボードとコンピューター関連店、PA業界用音響専門店、譜面専門店などと別れている。閉店時間が結構早く、夕方6時ぐらいか。弦楽器と管楽器を置いている店は48Stの北側にあるのだが、入口すぐのフロアーが譜面コーナーとなっている。クラシックはほとんど無いが、場所柄かFake Bookは種類が豊富。ありとあらゆる物が揃う。中にはエルビスプレスリーのFakebookや各楽器別の譜面なども揃う。アドレスは http://www.samash.com/ アメリカの楽器メーカーのリンクあり。

Manny's Music (156 W48th St bet 6&7Ave)(A):
上記のSam Ashの通りにあるお店でここは一店舗で全商品を取り扱っている。Sam Ashが西武百貨店なら、このManny's Musicは三越百貨店と言うイメージか?歴史の感じる店でなんとなく信用のおけそうなイメージのお店。壁一面に貼られたミュージシャンの写真とサインが歴史を感じさせる。特にJazz好きな方は訪れて憧れの人のサインと写真を見つけるのも楽しいかも。1階と2階の階段の踊り場に展示されていた分解されたローズMarkV遂に姿を消しましたね。

Rudy's Music Shop (169 W48St 7Ave)(A):
ギターフリーク、特にビンテージギターの好きな人には有名なお店だそうです。ギター以外にもベースやアコースティックも売っています。楽器通り(48st)の他の店に比べるとちょっと見劣りしてしまってます。

Music Inn (169W4th Bet6&7Ave)(C):
世界中から集められた民族楽器があり、店頭のディスプレイを見ていると何やら怪しそうなお店。私がこの店に行くと何故かいつも閉まっているのですが、営業ちゃんとしているのでしょうか?

Steinway & Sons (109 W57St Bet 6&7Ave)(A):
やはり何と言ってもここでしょう。アメリカでのスタインウェイのイメージは、日本のイメージほどは高級じゃないのかもしれません。しかしこのお店は歴史を感じさせてくれます。勇気が要りますが、試聴ならぬ試し弾きもさせてくれます。おしゃれして訪れたいお店。

Pro Piano (85 Jane St Bet 12&13 St):
ジュリアード音楽院の月刊新聞The Juilliard Journalにも広告を出しているこのお店はピアノ販売だけでなく、ピアノレンタル、しかもHamburg Steinwaysのレンタルで有名だそうです。ちなみにこのThe Juilliard Journalの広告には「日本語可」と4文字だけ漢字が入っているのだけど、ちょっとういているような・・・。その他、弦や管楽器のリペアと言ったお店の広告が数多くこのジュリアード新聞には載っています。

Rita Ford Music Boxes (19 E 65St Bet5&Madison Ave):
楽器店じゃありません。オルゴール専門店です。ドイツ製のアンティークもの中心だが、新品のかわいいもの($30〜)まである。中にはガーシュインのラプソディーインブルーの大型オルゴールやレコードのようなオルゴールまである。残念ながらオルゴール部分(ユニット)のみの販売はしていない。オルゴールのメロディーは種類豊富で選ぶのに時間がかかりそう。オルゴールひとすじ何十年と言う雰囲気のおじさんが、ひとつひとつ丁寧に説明してれオルゴールのメロディーを片っ端から聞かせてくれる。修理や相談にものってくれるGoodなお店。



ジャンル分けされた地域。

上記のレコード屋さん、音楽書籍店、楽器屋さんのロケーションを注意深く見ると、ある地域に特定のジャンルの音楽関係のお店が集中しているのが解ると思います。

(A)楽器と譜面なら48stの通称Music Street(+カーネギーホールとジョセフペーテルセン、スタインウェイ)
タイムズスクエアーはもちろんミュージカルのプロミュージシャンが集まるので、譜面と楽器、写譜屋と職業音楽家が使うお店が集中します。ここいらにはプロダクションやショー関連オフィス、インペグ屋さんも集中しています。リンカーンセンターからも遠くはないですしね。ちなみに48stはMusic Street または Tin Pan Alley。

(B)ジャズ、ミュージカル、音楽関連書籍なら、18stの古本と中古レコード(+Strand)、
この界隈はアカデミックな店が集中するからちょっと難しい関係の店が集中するのでしょう。大人の音楽ファンと言う雰囲気が漂います。ミュージシャンと言うより高尚なリスナーが集まる地域でしょうか。映画関係のオフィスなどもこの辺りに多いです。

(C)ジャズ、ロックのグリニッジビレッジ界隈、
グリニッジビレッジと言えば、スイートベージル、ビレッジバンガードを始め多くのジャズクラブがあります。ジャズミュージシャンが集まるのでジャズ系のレコード屋さんが集まるのですね。しかしThompson Stにチェスのお店も集中しているのはなぜだろうか?必ず理由はあるはず・・・。もしかしてステージとステージの間の時間にチェスを打ちに来るジャズミュージシャンがいるのかなぁ。日本でも休憩時間にパチンコを打ちに行くミュージシャンがいて、よく次のステージに遅れてきてバンマスに怒られてましたけど。

(D)ロック、ジャズのイーストビレッジ界隈
イーストビレッジとグリニッジビレッジの間にはニューヨーク大学(NYU)があり、学生の好みそうなロック、ジャズのお店が集中しています。ボトムラインやパンクで有名なCGBGもここです。学生も多く、ロック中心の中古レコード屋さんが買い取りもしやすく、販売もしやすいので集中するのでしょう。チャーリー・パーカーやビリー・ホリデーが住んでいた地域です。

(E)クラシック関連のリンカーンセンター界隈
もちろんクラシックのプロミュージシャンが集まる所です。上記のお店だけでなく、演劇、舞台芸術のNY市立図書館の別館もあります。個人経営的なクラシック専門音楽事務所、インぺグ屋、出版関係事務所なども多数存在するようです。

またCanal St近辺に中古楽器屋さんやリペア専門店がいくつかあるとも聞いてますが詳しくは知りません。


以上のように大雑把に5つの地域に分けられると思います。ちなみにグリニッジビレッジとイーストビレッジは地図上では近いですが、両方のレコード屋などを一日で回るのは結構つらいものがあります。お好みの趣味によってある地域を一気に回ると能率の良い楽しみ方ができるでしょう。

その他に商業用スタジオやプロダクションがハドソンリバー側に、映画関係のオフィスなどが集中する18st 5-6Ave近辺にも音楽関係のオフィス・スタジオがいくつかありますが、その近辺にふらっと立ち寄れるお店と言うのは特に聞きません。ちなみにミュージカル関係のオフィスは42stから53stのブロードウェイ西側から9Aveの間に、商業用スタジオはマンハッタン内外あちこちに分散して存在しています。これらは一般音楽愛好家が立ち寄れそうな場所ではなく、職業音楽家の為のオフィスやスタジオとなります。

オーディション情報についてはNY Music Scene #1の「オーディション情報について(おまけ)」をご参照下さい。




自作譜を製本する(作曲家の方へ)(おまけ)

譜面作成に関しては、NY Music Scene #4 の「Composer's Association」で専門の写譜屋(写譜・製本・楽譜浄書)を紹介していますが、作成した譜面を製本するのは個人でも出来ます。NYの文房具屋 Staples に行くと、製本用のキット(GBC社の Document Binding Combs と穴あけ用のGBC社専用のパンチ台)が、Pearl Paint(文房具屋)では表紙に使う黒い厚紙を販売しています。通常の譜面、特にオーケストラなどフルスコアは写譜屋さんもこのセットで製本しています。

GBC社のパンチはお金があれば電動式のもの(商品名 Image-Maker3000か5000)を買った方が良いのですが、それらは高価すぎますので GBC社の DocuBind P100($149 =Stales価格) になってしまいます。またDocument Binding Combs(串)ですが、この Combs は長方形の物と筒状の2種類ありますが、写譜屋さんは通常筒状の物を使用しますので私は筒状の物を使っています。さらに枚数の多さにより Combs の Ring Sizeを変えないといけません。私の場合、50枚程度(100ページ)の時は内径 3/8" 19 Rings(商品番号4090022, 25本でたったの$3.98)を、50枚以下では 5/16"、100枚程度だと5/8" を使用しています。枚数が多いのに小さなサイズを使うと譜めくりの時に必ず支障が出ますので、譜面の時はひとサイズ大きいものを利用する事をおススメします。また極端にサイズが大きすぎると譜めくりが面倒になり、綴じている部分がすぐ痛む原因となります。

手順として、まず譜面原稿のコピーを「 Kinko's Copy 」でします。この時印刷方法に細かい指定が必要です。印刷する紙ですが紙厚の厚いもの、Hammermill社の Heveyweight で 75#(?)と言うのが Kinko's Copy にありますのでその紙に両面印刷してもらいます。紙のサイズは元の原稿によりますが、室内楽やパート譜などの最も一般的な標準譜面サイズであれば 9 X 12in(228X304mm、日本での菊倍サイズ)、レターサイズであれば 8.5X11in(216X279mm)に、オケ譜は元の原稿サイズに準じたサイズに印刷してもらいます。この時、製本時のマチの部分を空白にするように指定しないといけません。

一番大切な事は、印刷前に一度無地の紙をコピーし「ドットの汚れ」がないかを必ず確認せねばなりません。譜面を印刷した時に「点の汚れ」があれば、それは音符に見えてしまいます。それゆえ「 Kinko's Copy(24h営業)」には深夜や早朝に訪れて、カウンター内の印刷機の横に行って印刷状況を納得できるまで確認しましょう。忙しい時に注文すると雑な仕事をされてしまいます。印刷さえ終われば、後は自分でパンチの機械を使って穴を空け、串(Combs)をはめていくだけです。最も至福の瞬間です。

根性のある人は単穴用のパンチを買ってくると制作費は初期費用 $10以下で作成できます。ただし日本で事務用品用に売られている一般的なパンチ(多分6mm径)は穴の直径が少し小さい為、Combs をはめる事ができませんので注意。最低でも 7mm径以上のパンチが必要です。私は Stanley 社の Bostitch(3穴)を使っています。これの良い所は穴を空ける位置がインチ単位で指定できる事と、穴を空けたくないピンには Neutral Zone と言って穴を空けない為に待避させるポジションがある事です。欠点は10枚以上の紙に穴を開けようとすると微妙にずれてくる事でしょうか。

■追記→新たなパンチを購入しました。Rolodex社の Model P-500 この商品は一気に多くの枚数の穴を空けることが可能で、ずれる事なく正確です。更に穴あけ位置の移動可、穴を空けるピンの交換も可能です(新たなピン部品を使えば切れ味抜群!)。欠点は1kg以上(?)と大型で重く高価な事。しかし業務用だけあって、仕上がり・使い勝手は Goodですぅ。

機械のパンチと比べ、思ったよりかは見栄えも遜色ありません(経験者は語る)。言わなければ誰も気づきません。しかし$100以上出して機械を買ったとしても製本屋に注文するよりかは安く出来ますので、良いパンチ機を購入した方が余計な労力を使わなくて作成できます。小学校の時に家庭科より図画工作の好きだった人はチャレンジして見るのも吉。

またオフィス用品チェーンの Staples では、バインディングのサービスをしているお店もあるとの事。値段は不明ですが、印刷を含めてすべてやってくれるとの事。ただし印刷のクオリティは余り期待しない方が良いと思われます。だってアメリカだも〜ん。

GBC 社のサイト(製本グッズ) http://www.generalbinding.com/
Rolodex 社のサイト(パンチ・メーカー)http://www.newelloffice.com/rolodex/
Kinko's Copy 社のサイト(印刷) http://www.kinkos.com/
Staples 社のサイト(バインディング・サービス) http://www.Staples.com/st/home.asp


委託されて書いた作品などはきちんと写譜屋さんにお願いせざるを得ません、と言う事で「Composer's Association 社」 にお願いする事になってしまいます。値段も良心的ですしぃ。



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